会社概要

株式会社ダイナリサーチラボ 代表の服部光生です。
当社は、最先端の分光分析技術を駆使し、社会の科学的課題解決に貢献することを目的として2025年に創業いたしました。環境・材料・製薬・化学など多様な分野において、分光技術は長年愛されてきました。また、今後もさらに幅広い新しい応用分野で、分光分析技術が活躍します。私たちはこのような産業界のニーズに応えるべく、専門性の高い受託分析業務と技術サポートを軸に事業を展開しています。

私はこれまで、分析装置メーカーにて25年以上にわたり、赤外分光（FTIR）、ラマン分光、熱分析、プロセス分析、ガスモニタリングなど、幅広い製品群に携わってまいりました。特にマネジメントのみならず、アプリケーション開発、市場開発の観点から、お客様の課題解決に注力し、業績拡大と顧客満足の両立に努めてまいりました。これらの経験は、現場のニーズを深く理解し、真に必要とされるソリューションを設計・提供する上で大きな財産となっています。

当社の強みは、既存の枠にとらわれない独自技術と、アカデミアや業界との連携による高付加価値の創出により、産業界の課題を解決することにあります。たとえば、環境分野においては、従来の6分の1の時間で測定可能な「半自動マイクロプラスチック測定装置」、材料分析分野では熱と分光技術を融合したアプリケーション開発、さらに薄膜材料の分子配向性解析では、京都大学 長谷川研究室が発明された「MAIRS法」の活用など、他にはない分析技術を駆使しております。

また、お客様の研究・開発課題に対する技術提案、試験の最適化、装置導入後の支援までを一貫してサポートする体制を構築しております。これにより、研究者や技術者の皆様にとって「頼れるパートナー」としての価値を提供してまいります。
今後も、分析技術の深化と応用力を通じて、科学技術の発展と産業競争力の向上に寄与し、持続可能な未来の実現に貢献してまいります。
引き続き、皆様からのご指導ご鞭撻を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。