Thermo Scientific GENESYS 180 紫外可視分光光度計
- カテゴリー
- 紫外可視分光光度計
- 分野
- 食品/化学/ライフサイエンス/医薬品
- メーカー名
- サーモフィッシャーサイエンティフィック
高精度ダブルビーム光学系
多彩なアプリケーションに対応
Thermo Fisher ScientificのGENESYS 180は、ダブルビーム式の紫外可視分光光度計です。標準装備の8セル・カルーセルにより多検体測定を効率化します。さらに、7インチの日本語対応タッチパネルと内蔵アプリケーションで直感的な操作が可能です。190~1100nmの広い波長範囲と長寿命キセノンフラッシュランプを備え、ライフサイエンス、食品、金属、環境分野の多様な分析ニーズに対応します。また、オプションのサンプルシッパーや温調セルホルダーなど豊富なアクセサリにより、単一波長測定からスキャン測定、カイネティック測定まで幅広い用途に活用できます。
*製品持ち込みデモ可能です。
特長
安定性と高精度のダブルビーム設計: ダブルビーム光学系と長寿命キセノンフラッシュランプにより、広い波長範囲(190~1100nm、波長精度±0.5nm)で安定した高精度測定を実現。参照ビームを用いることで時間変化測定(カイネティック)など高度な経時変化分析に最適です。
8セル自動チェンジャーによる高スループット分析: 8連セルチェンジャー(カルーセル)を標準搭載し、一度に複数試料を連続測定可能です。シッパーオプション(自動サンプル導入)にも対応しており、品質管理などでの多検体分析の効率を大幅に向上します。
温度制御による精密な測定: オプションのペルチェ温調セルホルダー(20~60°C)により、試料温度を精密に制御した測定が可能です。温度変化に敏感な酵素反応の経時測定やタンパク質の熱安定性評価など温度管理が重要な実験に対応します。
直感的なタッチ操作と内蔵ソフトウェア: 7インチ高解像度タッチスクリーン上で各種測定・解析アプリを利用でき、PC不要で装置単体で操作が完結します。オンボードの定量分析やスペクトルスキャン、 カイネティックなど、専門家から学生まで扱いやすいデザインです。
多用途なサンプル対応と容易なメンテナンス: 大型のサンプルコンパートメントは前面からアクセスしやすく、取り外し可能な洗浄用ライナー付きで清掃も容易です。標準セルだけでなく試験管(径~25mm)にも対応する柔軟なサンプルホルダーを備え、さまざまな形状の試料容器で測定できます。

主な仕様
| 測定波長領域 | 190~1100nm |
| 光学系 | ダブルビーム |
| 検出器 | 長寿命キセノンフラッシュランプ(3年保証) |
| 測光範囲 | -3A~+5A |
| サイズ・重量 |
35.5×38.5×19.5mm(L×W×H)、7.5Kg |